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アニメ【怪~ayakashi~】『化け猫』拝見~天晴!薬売り@~試聴情報付~ [ひねのたもじり]

 どうも、夜久御影です。

 やっと見れました、本チャン『戦う薬売り』~@
 久々の快挙作品に、つい新カテゴリ増殖させてしまいましたっ!

 『ひねのたもじり』・・・、意味判んね~★

 とりあえず、『ゲーム』以外のエンタメ関係で、偏った話をしたい時に出没?
 ま、あんまり気にしないで下さい。
 どうせ、いつものその場のノリですからにゃぁ~^ ^”

 そゆ訳で!
 ま、順路と致しまして、この作品の方の(ヘタレ)説明~@

怪~ayakashi~化猫

怪~ayakashi~化猫

  • 出版社/メーカー: アスミック
  • メディア: DVD


 2006年1月~3月までの間の深夜枠で、フジテレビでやっていたという『怪~ayakashi~』三部作シリーズのトリを勤めた代物。
 いわゆる『化け猫』モチーフのオリジナル作品というコトで、『横手美智子』様の素晴らしい脚本が『これぞ日本の怪談!』というに加えて『これぞ日本の心!』的な味わいをも与えてくれる、自分的にはすごく久々純粋な『日本情緒』を見せてもらった、という感じがしました逸品。

 『化け猫』と言えば有名どころは、やはり『鍋島藩』のあのお方―。前二作のように原作になるべく忠実、という指向も勿論歓迎ながら、やはり横手様ならばオリジナル! 期待していた分をしっかりくるみこんでの、日本の『化け猫』怪談の歴史に新たな一頁を加えていただいたような気が致します。

    ― 『花嫁の怪死』より始まる、悲劇の幕開け―。

 アニメも『和紙』をイメージ・モチーフにした画面造りが、なかなかに美しく、『日本の色』をテレビ画面上に再現するのに色彩関連の皆様の胃に穴が開いたりしなかっただろうか、などとちょっと心配になってくるような・・・★
 東映アニメーションさんの作品は、本当に久々に拝見した気が致しますが、美しいアニメーションをありがとうございます~@ と、シッポあったらパタパタ振っているような出来映えに、満足~@@@

 更に、声優の皆様のセレクトが良い!
 正直、自分があまり聞き覚えの無い方が多くいらっしゃったのですが、脚本・音楽・動画の三つの条件がそろってしまったので(笑)、購入に走ってみて・・・、後悔無し・・・・・・。

 「あ~、うん、なるほど・なるほど・・・。」

 主人公の『薬売りの男』桜井孝宏氏の好演は、前噂を耳にしていた上にYou Tube様の中でも少し耳で確認出来る場所があったので、それなりに安心しておりましたが。
 周囲の皆様におかれましても聞いてて『あ、このテンポや台詞の間合いは良いにゃぁ@』という感じで―。
 ―思うに。皆様、ひょっとして舞台とかやった事のある方々では無いかなぁ、という感じで拝聴しておりましたよ、自分(ENDロールに『協力:青二プロ』様の名前があったような気もするし★)。
 主演がいくら頑張っても、脇が固めていないと『今イチ』となってしまう『惜しくて哀しい』作品多い中、その点でも安心マークな一品!
(っていうか、後で細かくチェックしてみましたトコロ、大塚周夫様や沢海洋子様、島香裕様、稲田徹様等・・・、あり? 洋画吹き替えやら某ゲームで見た方々が・・・??? ・・・そりゃ、上手いの当然ですわにゃぁ★★★)だと思いますよん@

 んでもって。
 一番重要なのは単なる『怖いお話』~、で、この作品が終わっていない事です。
 『日本情緒』の良き後味が、この作品の一種の救いを与えてくれている・・・、それが一番嬉しい事であったと言っても過言では無いと思われます。

 ま、自分的な感想(※ネタばれアリ)は、いつも通りに『続き~』以降へ述べさせていただいておきますんで~。
 ご興味持たれました方は、お越しの程を^ ^”
 (いわゆる鑑賞後の感想文ですので、シッカリとネタバレなのはご注意を~★★★)

 そして。
 何はともあれ―。

 「内なる声音に呼ばれ耳傾けられし皆々様には、
まずは本作品を御覧いただきたく―。
ここに、オススメ申し上げまして候―。」

【CV:櫻井孝宏氏】[るんるん]


【 追伸 :
 『事前情報把握しておきたいんだよぉっっっ!!』 という方へ@ 20080330現在確認情報の特配~[ひらめき]
 とっても親切な『東映アニメBB』様にて実は『化猫 : 第一話』が無料配信中でありますです[かわいい]
 検索のトコで『化け猫』と入力→検索すると、何故か『怪~Ayakashi~』三部作が出て来ます(笑)!
  ご興味ありましたらば、どうぞお越しの程~@@@ (またYou Tube様でも拝見した気も・・・・・・???)
 
 
[新月][やや欠け月][半月][三日月][満月]



≪そんなこんなで、阿呆にゃんこの『化け猫』レポですにゃ~[猫]
 ストーリーはご紹介各所で山のように紹介されております通り、始まりはいきなり『花嫁の怪死』―。
 まぁ『怪談』で『化け猫』っつ~からには、人はバカスカ派手に死んで逝くんだろうな~(のほほん?)的な感じで拝見しておりました中・・・。

 「確かに、怪しいには、違いありませんが・・・。」

 ―いきなり無断で、門柱に札を貼り付けているヒト、発見・・・・・・。
 ・・・いや、ヒトか? 怪しいには違いないけど、ホントにヒト・・・???
 何かちょっとばかり、いろいろと怪しい憶測を飛ばしてしまいそうな、顔の化粧文様って、あれ確か・・・?
 いやいや。もうちょいおとなしく見ておかんとな、うん。
 そんなこんなを思いつつ、早くもツッコミどころ満載っぽい『胡散臭いヒト』に、注目―。

 「―ただの・・・、薬売り―、です、よ・・・・・・?」
                                ・・・・・・・・・ウソつけぃ・・・・・・★
 
 それにしても、拝見していて面白いのは、いわゆる『小道具』が粋に配置されている事。
 キャラが『薬売り』だという職種に置かれているからして、いかにも『お、江戸時代想定の時代劇!』的嬉しさアリアリ@

 この時代の『薬売り』と言えば、キャラの兄ちゃんの持ち物とかにもあるように、結構『ご家庭の奥様の退屈紛らす怪しいアイテム』がてんこ盛り―。町のおかみさん(いわゆる有閑マダムの皆様)等相手に、いろいろと世間話を仕入れるに良くて、代々公儀隠密なんかの定番変装職にもなってるような感じであるはずですしにゃ~@

 そして、話の中で使用される札とか! 天秤(ちゃん)とか! 結界の張り方とか、それなりの理論(?)に基づいての演出に、大喜び@  そうそう@ ヤバイと思った時には、とりあえず―。塩でお手軽に結界なんかを張ってみたり、それがダメでも塩ぶっかけてみるのも一応効果的ー。ついでに最近はタバコが嫌われておりますが、狐狸妖怪の類も実は、金物と同じく『タバコの煙』とか嫌いなんですよネ~。

(う~む。体に悪いのは判るけども、最近の日本は『狐狸妖怪』以上に魑魅魍魎の親戚筋みたいな連中多くなって来ている感もあり―、実はそういう連中が大手を振るって闊歩する為? とかいう冗談もあったり無かったり・・・。ま、それはどうでも良いんだけどな)

 その手の中途半端な知識持ちの、一部マニアな点にも配慮しての楽しい演出に、何とも嬉しい感じがしましたですよぉ~。
 うん―、一所懸命お金貯めて、一気に全巻購入頑張っただけあった!(←阿呆です。良い子はあまり真似無いやうに★)

 ちなみにビジュアルは、押さえるべきトコは押さえ・派手に回すトコは回す―、何となくリズム的に『歌舞伎』っぽい感じの段取りかと、思われましたが如何でせう?
 戦闘や怪異の為す現象は、CGふんだん! 頑張ってくれて有難うございました、CGの皆様っっっ!!

 ちなみに戦闘シーン、斬り結んだ時に『火花』や『血飛沫』では無く『紙吹雪が舞う』のが、『あ、これはちょっと面白い・・・@』という印象アリ。ひょっとすると、これが『歌舞伎』的印象の助長になっていたのかもしれないかなぁ・・・?
 (ちなみのちなみ―、自分なら、『色とりどり』では無くて『淡雪色』か『薄桜色』にまとめたかも・・・、とか思ってみましたが。『ケ』の後の『ハレ』としては、やはり鎮魂の大団円の意も込めて『華やかさ』の方が似合うのか、とも考えました。)

 ここで話をちょいと戻してみますが―。
 この話は、前述のように単なる『怖いお話』~、では終わっていません。

 『日本の怪談』というのがそもそも、『怨みつらみ』と、それに対する『怨讐』で終わってしまう単なる『娯楽』では無いんですよねー。
 薬売りの台詞ではありませんが、日本の怪談に伝えられる怪異ってのは『こいつがこんな姿で・こんな事するのには・こんな理由がある』訳で・・・。

 それを知らせたくって、日本の幽霊なんてのは一所懸命に『死んでもお皿を数え』たり、『こんな姿で死んだんだよ』と酷い姿をさらしてきたり、『どうしても今一度お会いしたくて』出て来てみちゃったり。可愛がってもらった恩返しだと『畜生の身でありながら』、根性で祟りを為したりする訳でありますにゃー。

 んでもって。今回のように『主人の無念を晴らす為』に頑張った『化け猫』の場合には~。遺恨晴らしたからと言って、猫は猫なんで―。
しかも『モノノ怪』と化してしまった時点で、既に普通の猫とは言えない『大暴走バリバリ』な怪異と為ってしまっている。本懐を遂げ恨みを晴らしたとしても、そっから先はどうなるかってぇと『・・・そんな事考える頭無いし・・・』―。

 恨みつらみを『後ヨロシクね、タマ@』とか頼んで、とっととみまかってしまう人間ってのは、ホント、業が深いモノであります。
 本人も死ぬに至るまでに『それなりの理不尽』に巻き込まれてしまい、後の事を『考え思いやる』ってな余裕が無いのは、分かります。
 判るんだけどさ~・・・、やっぱ、無責任だろ、そりゃ、人間として★★★

 遺されたニャンコ(モノノ怪化認定済)は、ふっつ~自力で大爆走なんざ止められません。
 ―だって、ニャンコだし。そんな判断力あったら、とっくに野生化して生きていってますってば★
 んだから飼い主の『業』を背負ったまま、更に暴走かまして大虐殺続行―、悪行の因業=『カルマ』は増える一方―。

 この話でも、『薬売り』が必ず『モノノ怪は斬らねばならぬ』という台詞言っているのは、おそらくそういう意味もあっての事。
 何の関わりも無いヒトが、ちゃんと『形・真・理』を見極めた上で、因業より『怪異』となったモノを解き放ってくれる―。
 それは一種の日本的な救いの形というモノであり、それによって、この話のフィナーレのワン・シーンが生きてくるんだと思う次第。

 ― この最後のワン・シーンによって、自分は『流石!横手様っ!!』と脚本の方に手放しの絶賛を送りました!!

 う~む。
 これ、脚本や絵なんかを手直しして、劇場版放映で納涼演目でやってくれても、かなり良いと思うんですけどにゃ~。。。
 長さもバッチリだし。
 唯一『難』は、
真夜中から深夜のみ解放ってのは『興行的にどうよ???』というトコですかにゃ~[わーい(嬉しい顔)][かわいい]


 とにか~く!
 『68分上映物』で、このクォリティ!
 そんでもって『税込・約6000円』は、結構お買い得だったと思いますにゃぁ~@
 ご興味ございましたら、是非一度御覧あれ~@@@

 ほでわ、またでございます~@@@
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